日本では、古い老朽化建物をどうにかするというと、
大規模修繕やリノベーションといった、一度に問題を解決しようと考えられがちですが、それでは高額すぎて、修繕積立金制度のない中小ビル・マンションでは、なかなか取り組めません。
建物設備は、電気、給排水、空調・・・・の集合体です。
それぞれ、老朽化時期は違います。モノとしても違う上、個体差もあります。だから一度に全て修繕する必要は、全くありません。それぞれ必要なタイミングで必要な箇所だけ延命更新をすれば十分ではないですか。
そうすることで、ひどく老朽化した部分がないため、長期的にも、建物全体で老朽化もしないのです。